Androidで米を炊く! パナソニックからスマホと連携する炊飯器が登場

SR-SX102-RK
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 ああ、やっとこういう白物家電が出てきたんだと軽く感動。Android端末に専用アプリをインストールすることでこの炊飯器をコントロールできるそうです。Android端末とどう連携するのか気になりますね。詳細は以下。

 従来製品で好評だった「200℃スチーム」に加え、本製品には「大火力おどり炊き」機能を搭載しているそうです。この機能により米の芯まで熱がしっかり伝わりごはんが約10%ふっくら膨らみ、アミノ酸量が約17%アップしてうまみが増すそうです。炊飯器としての実力もなかなか凄そうです。

 さて、Android端末との連携に関してですが、専用アプリをインストールした端末を炊飯器のFeliCaリーダーにタッチして行うそうです。ってことはおサイフケータイ機能のあるスマートフォンでしか利用できないのですね。ガラスマ専用みたいなものかぁ…ちょっと残念。宅内LANで繋がって…っていうのなら面白かったのですが、それではAndroid端末を使う必要性がなくなっちゃうか。

 実際にAndroid端末と連携させることで可能になるのは以下の要素。

  • レシピ検索して炊飯設定
  • コース・予約設定
  • マイレシピをクラウドに登録
  • お買い物メモをメールで送信

 正直言ってあまりスマートフォンを使う必要性も感じないのですが、企業的にはやってみることに意味があるのでしょう。

 白物家電の場合、スマートフォンと連携できるといってそれが訴求力に直接繋がる訳ではないのでしょうが、このようなチャレンジは大歓迎です。

 日本企業の力が弱くなって久しいと言われてますが、底力があるのが日本企業です。この製品だけではなくアグレッシブにチャレンジしてほしいと思います。